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ー失敗しない造園工事の進め方とチェックポイントー


造園工事とは?まず知っておきたい基本

「造園工事」と聞くと、おしゃれな庭づくりをイメージされる方が多いですが、実際には見た目だけでなく、安全性や使い勝手、メンテナンス性までを含めて整える工事のことを指します。植栽や芝張りだけでなく、アプローチ、ウッドデッキ、駐車スペース、フェンス、照明など、外まわり全体をトータルで計画していくのが造園工事です。

家族構成やライフスタイル、駐車台数、将来の暮らし方によって、必要な造園工事の内容は大きく変わります。なんとなくで決めてしまうと「車が停めにくい」「水はけが悪い」「雑草だらけで手入れが大変」といった不満につながりがちです。まずは造園工事の基本を押さえ、自分たちの希望を整理するところから始めていきましょう。

外構工事との違いを理解しよう

造園工事とよく一緒に語られるのが「外構工事」です。外構工事は、門柱・塀・駐車場・アプローチ・土間コンクリートなど、建物の外側の構造物をつくる工事のことを指します。一方、造園工事は植栽や芝生、花壇、庭石、照明など、主に「緑」や「空間演出」に関わる部分が中心です。

ただし、実際の現場では造園工事と外構工事を同じ会社がまとめて行うことも多く、厳密に線引きされていないケースもあります。依頼する際には、「庭のデザインも含めてトータルでお願いしたい」のか、「植栽だけプロに任せたい」のか、自分たちが求めている範囲を明確に伝えることが大切です。

造園工事でできることのイメージ

造園工事といっても内容は幅広く、どこまでお願いできるのかイメージしにくい方も多いです。代表的な工事内容を挙げると、次のようなものがあります。

・シンボルツリーや生垣などの植栽工事
・芝生張り、花壇づくり、菜園スペースづくり
・砂利敷きや防草シートによる雑草対策
・庭石・飛び石・園路の設置
・ウッドデッキやテラスまわりのデザイン
・庭園灯やポールライトなどの照明計画

このように、造園工事は「見た目を整える」だけでなく、「使いやすく、管理しやすい庭にするための工事」と考えるとイメージしやすくなります。

造園工事の主な種類と工事内容

造園工事と一言で言っても、実際には目的や規模によって工事の種類はさまざまです。ここでは、一般のご家庭で依頼が多い造園工事のタイプと、その特徴について解説していきます。自宅の庭に当てはめながら読んでみてください。

新築時のトータル造園工事

新築住宅の場合、建物本体の工事と並行して造園工事を行うケースが多いです。このときは、駐車スペースやアプローチ、門まわり、庭、物置の配置など、外まわりを一気に計画できます。建物の図面がある段階から造園会社に相談することで、窓からの見え方や動線も考慮したプランを作ってもらえるのが大きなメリットです。

新築の造園工事では、最初にすべてを完成させるのではなく、「今必要な部分」と「将来追加する部分」を分けて計画する方法もあります。予算を抑えつつ、数年後のライフスタイルの変化にも対応しやすいプランを組んでもらえるので、無理なく理想の外構・庭に近づけていけます。

リガーデン・庭リフォーム工事

すでにお住まいの家の庭をつくり変える「リガーデン」も、造園工事の代表的なパターンです。雑草対策をしたい、使っていないスペースを有効活用したい、老朽化したウッドデッキをやり替えたいなど、きっかけはさまざまです。

リガーデンの造園工事では、既存の植栽や構造物をどこまで活かすかがポイントになります。すべてを壊して作り直すと費用がかさむため、「気に入っている木は残す」「コンクリート土間はそのまま使う」など、うまく組み合わせることでコストを抑えられます。現地調査時に、今の庭で気に入っている点・困っている点を具体的に伝えると、より自分たちに合ったプランを提案してもらいやすくなります。

部分的な造園工事・スポット工事

庭全体ではなく、「シンボルツリーを1本植えたい」「駐車場の周りだけ植栽を追加したい」といった部分的な造園工事を依頼することもできます。小規模な工事でも、プロに任せることで見た目のバランスが整い、失敗が少なくなります。

また、樹木の剪定や伐採、芝刈り、除草などのメンテナンスも造園工事の一種です。自分たちだけでは手が回らない場合は、年に1〜2回の定期的なメンテナンス契約を結ぶ方法もあります。

造園工事の流れとスケジュール

実際に造園工事を依頼すると、どのような流れで進んでいくのか気になる方も多いと思います。全体の流れを知っておけば、「今どの段階なのか」「いつまでに決めておくべきか」が分かり、スムーズに進めやすくなります。

①問い合わせ・現地調査

造園工事の第一歩は、業者への問い合わせから始まります。電話やメール、ホームページの問い合わせフォームなどから連絡をし、簡単な希望を伝えたうえで現地調査の日程を決めます。現地調査では、敷地の広さや高低差、既存の構造物、日当たり、水はけなどをプロの目でチェックしてもらいます。

このとき、イメージに近い写真や参考にしたい庭・外構の事例などがあれば、スマホで見せながら共有するとよいです。また、ざっくりとした予算の希望を伝えておくと、現実的な範囲での提案を受けやすくなります。

②プラン・見積もりの提案

現地調査の内容とヒアリングした希望をもとに、造園工事のプランと見積もりが作成されます。図面やイメージパースを用いて、「ここにシンボルツリー」「ここは芝生」「ここは砂利敷き」といった形で具体的に説明してもらえることが多いです。

提案されたプランを見ながら、「もっと駐車スペースを広くしたい」「手入れの少ない植栽にしたい」など、気になる点は遠慮なく相談しましょう。1回で決めず、何度かプランの調整を行いながら、納得できる造園工事の内容に仕上げていくイメージです。

③契約・着工・完成

プランと見積もりに納得できたら、正式に造園工事の契約を結びます。契約内容には、工事範囲、使用する素材、工期、支払い条件などが記載されていますので、しっかり確認しておきましょう。

着工後は、土工事、構造物の設置、植栽工事、仕上げと順番に進んでいきます。天候の影響でスケジュールが前後することもありますが、工期の目安を聞いておけば安心です。工事完了後は、植栽の水やりや手入れ方法、注意点などを教えてもらい、長くきれいな状態を保てるようにしておきましょう。

造園工事会社を選ぶときのポイント

造園工事は金額も決して安くはないため、どの会社に依頼するかはとても重要です。価格だけで決めてしまうと、仕上がりやアフターフォローで後悔することもあります。ここでは、造園工事会社選びでチェックしておきたいポイントをご紹介します。

施工事例と得意分野を確認する

造園工事会社には、それぞれ得意とするデザインや工事の傾向があります。ナチュラルな庭が得意な会社もあれば、モダンでシンプルな外構が得意な会社もあります。ホームページやパンフレットに掲載されている施工事例を見て、「自分の好みに近いかどうか」をチェックしてみてください。

また、公共の造園工事を多く手がけている会社、個人宅の庭づくりを中心としている会社など、経験している現場のタイプもさまざまです。自分たちの希望に近い実績が多い会社ほど、イメージ通りの造園工事になりやすいと言えます。

見積もり内容の内訳と説明の分かりやすさ

造園工事の見積もりは、専門用語が多くて分かりにくいこともあります。そんなとき、丁寧に内容を説明してくれるかどうかも重要な判断材料です。「この金額には何が含まれているのか」「メンテナンス費用はどの程度かかるのか」など、疑問点は遠慮なく確認しましょう。

複数社に見積もりを依頼する場合は、単純な総額の安さだけでなく、工事内容や使用素材、保証内容も比較することが大切です。長い目で見て納得できる造園工事を選ぶことが、後悔しない庭づくりへの近道になります。

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