ーエクステリアに人工芝を取り入れよう！施工方法や人気事例を紹介ー

近年、エクステリアデザインに人工芝を取り入れる家庭が増えています。庭へ取り入れることで機能面だけでなく見た目でも効果が期待でき、簡単に自然味あふれる空間へ変えられます。

 

そのため新築やリフォーム時に庭を魅力的に仕上げたい場合は、設置を検討すると良いでしょう。

 

この記事では、人工芝の魅力や、実際に取り入れたエクステリアの事例を紹介します。今回紹介する事例を自宅や実家の庭リフォームに活かしてください。

 

人工芝とは芝生を再現するエクステリアのこと

人工芝とは、人工的な素材を使用して自然な芝生を模倣した製品です。デザインは短く刈り込まれたタイプから、より長くてリアルなタイプまで多岐にわたります。

 

従来の人工芝はプラスチック製で不自然な見た目のものが大半でしたが、近年はより技術が精巧になり、天然芝と見間違うほどリアルかつ高品質なタイプも登場しています。

 

一般的にポリエチレンやポリプロピレンなどの合成樹脂が使用されており、なかでも柔らかくて耐久性に優れたポリエチレン製の芝が特に人気です。

 

さらに、コストパフォーマンスが高いポリプロピレンや、柔軟性に富むナイロン製のタイプもよく活用されます。

 

人工芝と天然芝の違いは？

エクステリアに緑を取り入れる際に、天然芝と人工芝の選択で迷う方も多いでしょう。ここでは、それぞれの違いを紹介します。

 

まず天然芝とはイネ科の多年生草本であり、植えられたあとは自然に成長し続けるのが特徴です。天然芝の魅力は、自然な風合いと、生きている植物特有の質感を楽しめる点にあります。しかし、植物であるがゆえに、定期的な水やりや雑草の除去など、美しく維持するには手間がかかります。

 

対して、人工芝は人工物であるため、メンテナンスがほぼ不要であり、一年中美しい緑を保つことができるのが大きなメリットです。設置後は、雑草の心配がなく、庭の手入れにかかる労力を大幅に削減できます。

 

また、日照条件が悪い場所でも問題なく施工できるため、日光が入りにくい庭など植物が育ちにくい環境でも緑の美しさを保てます。

 

エクステリアに人工芝を施工する5つのステップ

ここでは、エクステリアに設置する方法を紹介します。

 

1.下地の準備

人工芝の施工を始める前に、まずはしっかりとした下地作りが必要です。下地が不均一だと人工芝がうねってしまい、見栄えが悪くなります。敷く予定の地面に生えている雑草を取り除き、石を清掃して平滑に整えましょう。

 

2.防草シートの敷設

次に、雑草が生えるのを防ぐために防草シートを敷きます。防草シートを地面にしっかりと固定するためには、「シートピン」と呼ばれるシートの固定グッズを使用しましょう。シートピンは、シートとシートの隙間をふさぐのに役立ちます。

 

3.人工芝の仮設置

下地が整ったら、仮設置を行います。人工芝には向きがあるためより美しく施工するためには注意が必要です。芝目が一致するように並べることで、美しい仕上がりになります。

 

4.人工芝を固定する

仮置きして位置を調整し、必要に応じて端をトリミングしたあとは、U字釘を使用して地面に固定します。ジョイント部分がしっかりと合うように注意しながら施工することで、全体の見た目がきれいにまとまります。

 

人工芝の施工事例から活用方法を探る！

人工芝をエクステリアへ取り入れる際は、魅力的な空間を作りたいですよね。ここでは、人工芝を活用した魅力的なエクステリアの施工事例について、下記の5つを紹介します。

 

・ウッドデッキを組み合わせる

・ガーデニングスペースに取り入れる

・フェンスを組み合わせる

・石畳・砂利を組み合わせる

・レンガを組み合わせる

 

お気に入りを見つけてみてくださいね！なお当社ホームページでもエクステリアの施工事例を紹介していますので、参考にしてください。

人工芝とウッドデッキを組み合わせる

ウッドデッキと組み合わせる活用方法が、近年よく見られます。例えばリビングルームの窓際にウッドデッキを設け、スムーズに出入りできるように設置されたものが人気です。

 

どちらもメンテナンスが容易なため、自然の風合いを感じつつ利便性を実感できるでしょう。

 

人工芝をガーデニングスペースに取り入れる

人工芝を庭の主要部分に使用しながら、一角をガーデニング用に残すのも一つの方法です。花壇を設けたり、鉢植えを配置することで、庭に活気をもたらし、視覚的にも美しく仕上がります。庭に樹木やカラフルな花を植えることで、季節の移り変わりとともに自然の美しさを楽しめますよ。

 

人工芝とフェンスを組み合わせる

フェンスと一緒に取り入れることも一つの方法です。プライベートな庭空間を希望する場合は、「目隠しフェンス」の設置が適しています。

 

フェンスがあれば、小さな子どもが安心して遊べるだけでなく、ペットが庭から逃げ出すことも防げます。

 

プライバシーを確保しつつ自然の風合いを感じられる庭を作りたい方には、フェンスとの組み合わせが最適です。

 

人工芝と石畳・砂利を組み合わせる

スタイリッシュな庭を目指すなら、石畳を組み合わせるのがおすすめです。和モダンな雰囲気を持つ洗練された庭園に仕上がります。

 

また白砂利を一緒に施工することで、砂利の美しい白色との緑のコントラストが美しい庭になります。白や灰色の砂利を適所に配置し、見た目にも美しい庭を完成させましょう。

 

人工芝とレンガを組み合わせる

 

レンガと組み合わせることで、イングリッシュガーデンのような美しい外観を実現できます。レンガを利用して庭の区画を分けたり、装飾を多用しおしゃれな歩道を作ったりなど、さまざまなアレンジが可能です。

 

またレンガの敷き方には直線的な配置から、馬目地張り、ヘリンボーン張りなど、多様なパターンがあります。デザインにこだわりを持ってレンガを配置することで、ヨーロピアン風の魅力的な庭空間を創出できます。

 

まとめ

この記事では、エクステリアに人工芝を取り入れる方法や、活用事例について詳細に解説しました。

 

人工芝は雑草が生える心配がなく、一年中美しい緑色を保つことができるなど、多くのメリットがあります。庭のデザインで迷っているなら、選択肢に加えるのも良いでしょう。メンテナンスの手間を抑えられるうえに、手軽に自然の風合いを楽しめますよ。

 

なお岩手県にある「花風通」は、自然の味わいを活かしたエクステリアを得意とする会社です。植栽やウッドデッキ、玄関アプローチなどさまざまなエクステリア工事に対応していますので、お気軽にお問い合わせください！